画面
2010年08月24日
画面の色数を減らすと速くなるのは過去の話なのかも
今、皆さんが使っているパソコンの画面の設定・・大半のパソコンでフルカラーにしていると思います・・フルカラーとは32ビットカラー・・一部の機種では24ビットカラーも使えるようになっています・・
しかし、昔、Windows3.1やWindows95・98の時代は、画面の色数を減らして、ハイカラー(16ビットカラー)にする方がパソコンが速くなると言われていて、パソコン出荷時の設定がハイカラー(16ビットカラー)のパソコンも多かったのです・・
これには理由があり、Windows3.1の頃のパソコンの中には、画面の表示をCPUが担当しているPCもありました・・CPUは本来はプログラムを動かすためにあるのですが・・昔は、そのCPUに画面表示も任せていたのです・・フルカラーの32ビットに比べてハイカラーの16ビットは、写真の見え方に大きな差はないけど、1ピクセルの情報量がハイカラーの方が半分ですみます・・よって、CPUの負担が軽くなる・・画面表示用のメモリVRAMに余裕ができるといった理由がありました・・
また、画面表示を高速化する専用の回路・・現在はGPUと呼ばれていますが、昔は、グラフィック・アクセラレータと呼ばれていました・・Windows95の頃から、グラフィク・アクセラレータが搭載されるのが当たり前になりましたが・・
その頃の、グラフィック・アクセラレータの性能は今のGPUとは比較にならないほど低く、例えば3D描画機能が搭載されてなかったり(3Dといっても3Dテレビの3Dとは違うので注意)・・動画再生支援機能が搭載されていなかったり、画面表示用のVRAMも2MBくらいしか搭載されてない物もありました・・
それで、グラフィック・アクセラレータが搭載されたパソコンでも、フルカラーではなくハイカラーに切り替えた方が速いと言われていました・・・
実際に、クリスタルマークの画面表示能力の評価の部分で、調べてみます・・
ちょうどWindows95からWindows98に変わる直前くらいに販売されていた、13年前頃のPCで調べてみました・・このPCにはグラフィック・アクセラレータが搭載されていますが、VRAMは僅か2MBです・・
ハイカラーの設定で性能を調べました・・
上から、画面表示の基本的な能力・・次が、DirectDrowによる2D描画性能、下が3D描画性能です・・
今のPCからするといずれも数値は低いです・・
これをフルカラーに切り替えて再度調べます・・
基礎能力以外の2つの項目とも数値が落ちています・・基礎能力のアップ分は少ないです。
つまり遅くなっているわけです。
ハイカラーにして色数を減らせば速くなるは昔のPCではその通りだったようです。
では、最近のPCでは事情はどうなっているのか、ちょっと古めですが、4年前のノートPCで調べてみます・・このPCは前のメインマシンで、デュアルコアCPUが搭載されています・・画面表示はNVIDIA製のモバイル用GeForceが担当、VRAMは128MBあります。
普段からフルカラーで使っています・・それで、フルカラーでの値を調べました。
13年前のPCに比べると3つの項目とも大幅に数値がアップしています。
特に画面表示の基礎能力が1万ポイント近くあります。
このPCをハイカラーに切り替えて、速くなるか調べてみます。
結果はこうなりました・・
3つの項目の内、基礎能力が大幅にダウンしています・・
そして、DirectDrowによる2D描画性能と、3D描画性能は、少しだけアップしています・・
アップしている項目は少しアップしているだけなので、通常の使用では分からないレベルです・・となれば、基礎能力が2倍あるフルカラーで使った方がよい・・となります。
最近のGPUはフルカラーで使われることを最初から想定していると聞いており、色数を減らしてハイカラーにしても、速度面でのメリットはあまりないようです。
しかし、昔、Windows3.1やWindows95・98の時代は、画面の色数を減らして、ハイカラー(16ビットカラー)にする方がパソコンが速くなると言われていて、パソコン出荷時の設定がハイカラー(16ビットカラー)のパソコンも多かったのです・・
これには理由があり、Windows3.1の頃のパソコンの中には、画面の表示をCPUが担当しているPCもありました・・CPUは本来はプログラムを動かすためにあるのですが・・昔は、そのCPUに画面表示も任せていたのです・・フルカラーの32ビットに比べてハイカラーの16ビットは、写真の見え方に大きな差はないけど、1ピクセルの情報量がハイカラーの方が半分ですみます・・よって、CPUの負担が軽くなる・・画面表示用のメモリVRAMに余裕ができるといった理由がありました・・
また、画面表示を高速化する専用の回路・・現在はGPUと呼ばれていますが、昔は、グラフィック・アクセラレータと呼ばれていました・・Windows95の頃から、グラフィク・アクセラレータが搭載されるのが当たり前になりましたが・・
その頃の、グラフィック・アクセラレータの性能は今のGPUとは比較にならないほど低く、例えば3D描画機能が搭載されてなかったり(3Dといっても3Dテレビの3Dとは違うので注意)・・動画再生支援機能が搭載されていなかったり、画面表示用のVRAMも2MBくらいしか搭載されてない物もありました・・
それで、グラフィック・アクセラレータが搭載されたパソコンでも、フルカラーではなくハイカラーに切り替えた方が速いと言われていました・・・
実際に、クリスタルマークの画面表示能力の評価の部分で、調べてみます・・
ちょうどWindows95からWindows98に変わる直前くらいに販売されていた、13年前頃のPCで調べてみました・・このPCにはグラフィック・アクセラレータが搭載されていますが、VRAMは僅か2MBです・・
ハイカラーの設定で性能を調べました・・
上から、画面表示の基本的な能力・・次が、DirectDrowによる2D描画性能、下が3D描画性能です・・
今のPCからするといずれも数値は低いです・・
これをフルカラーに切り替えて再度調べます・・
基礎能力以外の2つの項目とも数値が落ちています・・基礎能力のアップ分は少ないです。
つまり遅くなっているわけです。
ハイカラーにして色数を減らせば速くなるは昔のPCではその通りだったようです。
では、最近のPCでは事情はどうなっているのか、ちょっと古めですが、4年前のノートPCで調べてみます・・このPCは前のメインマシンで、デュアルコアCPUが搭載されています・・画面表示はNVIDIA製のモバイル用GeForceが担当、VRAMは128MBあります。
普段からフルカラーで使っています・・それで、フルカラーでの値を調べました。
13年前のPCに比べると3つの項目とも大幅に数値がアップしています。
特に画面表示の基礎能力が1万ポイント近くあります。
このPCをハイカラーに切り替えて、速くなるか調べてみます。
結果はこうなりました・・
3つの項目の内、基礎能力が大幅にダウンしています・・
そして、DirectDrowによる2D描画性能と、3D描画性能は、少しだけアップしています・・
アップしている項目は少しアップしているだけなので、通常の使用では分からないレベルです・・となれば、基礎能力が2倍あるフルカラーで使った方がよい・・となります。
最近のGPUはフルカラーで使われることを最初から想定していると聞いており、色数を減らしてハイカラーにしても、速度面でのメリットはあまりないようです。
2009年04月26日
毎月、アクセスログの統計情報を集計するけど
毎月、サイトやブログのアクセスログの統計情報を集計して、どのようなパソコンからアクセスされているか分析して、サイトやブログの構成に反映させています。
まず、画面サイズでは、依然1024×768ピクセルの画面のパソコンからのアクセスが一番多いです。最近は1280×800ピクセルのワイド画面のパソコンが増えましたが、まだ1024×768ピクセルのパソコンの方が多いということでしょう・・
そして、ここ最近顕著なのは、800×480とか800×600ピクセルのパソコンからのアクセスが増えてきていることです・・・これはミニノートが売れていることからすると納得ですが、ブログやサイトをそういった小さな画面でもアクセスしやすくする工夫が必要なので、下手に横幅を広げれないです。
中には、文字サイズや画面サイズを指定して、その環境で閲覧して下さいといったサイトもありますが、現在、画面サイズだけで多種多様なサイズがあり、ブラウザもIE6やIE7とは限りません・・ファイアフォックスでのアクセスは依然2割をキープしています。つまり、IEだけで確認をしたのでは他のブラウザを使われている方のパソコンでどのように表示されているか確認できません。
サイトやブログを運用してる方は、できれば、IE以外のブラウザでの表示チェックを行うことも必要かと思います・・その場合、IE以外のブラウザで最も多いファイアフォックスで確認するのがよいと思います。
このブログは横幅800ピクセルでも表示可能ですが(といっても、お気に入りを表示させない必要がある)・・他のブログは、少々サイズオーバーしています。
サイトの方は、本館も新館も横幅800ピクセルあればお気に入りを表示させない状態なら問題なく表示できるはずです・・・というか、本館は、640×480ピクセルのパソコンでもお気に入りを表示させなければ横スクロールは必要ないように横幅600ピクセル程度で作成しています。
新館は、開設当初、すでに640×480ピクセルのパソコンからのアクセスが皆無となっていたことと、販売されているパソコンが1024×768ピクセルの物が大半だったので、横幅700ピクセル少しで作っています・・1024×768ピクセルのパソコンでお気に入りを表示させたまま閲覧が可能なはずです。
自分のパソコンの画面の解像度が高いからといって、自分のパソコンに合わせてデザインすると、他の人には閲覧しにくい物になってしまいます。
私の場合、現役のパソコンで最も古いPC明那が1024×768ピクセルの画面なので、これで表示可能かどうか確認しています。もちろん、ファイアフォックスも入れています。
それと、パソコンではありませんが、スマートフォン(携帯電話やPHSとPDAが一緒になったような物)のアドエスが800×480ピクセル・・かつブラウザが2種類(モバイル用IEとモバイル用オペラ)入っているので、これでも表示確認も行っています。
今、一番売れているパソコンはミニノートパソコンということなので、今後ミニノートからのアクセスは増えるでしょう・・・小さな画面でも表示できるようにしておかないといけないと感じています。安価な機種に横幅800ピクセルの物が残っていますが、主流は1024×600ピクセルのワイド画面の物になってきたので、最低でも横幅1024ピクセルにお気に入りを表示させている状態で表示できるように調整するのがよいと考えています。
まず、画面サイズでは、依然1024×768ピクセルの画面のパソコンからのアクセスが一番多いです。最近は1280×800ピクセルのワイド画面のパソコンが増えましたが、まだ1024×768ピクセルのパソコンの方が多いということでしょう・・
そして、ここ最近顕著なのは、800×480とか800×600ピクセルのパソコンからのアクセスが増えてきていることです・・・これはミニノートが売れていることからすると納得ですが、ブログやサイトをそういった小さな画面でもアクセスしやすくする工夫が必要なので、下手に横幅を広げれないです。
中には、文字サイズや画面サイズを指定して、その環境で閲覧して下さいといったサイトもありますが、現在、画面サイズだけで多種多様なサイズがあり、ブラウザもIE6やIE7とは限りません・・ファイアフォックスでのアクセスは依然2割をキープしています。つまり、IEだけで確認をしたのでは他のブラウザを使われている方のパソコンでどのように表示されているか確認できません。
サイトやブログを運用してる方は、できれば、IE以外のブラウザでの表示チェックを行うことも必要かと思います・・その場合、IE以外のブラウザで最も多いファイアフォックスで確認するのがよいと思います。
このブログは横幅800ピクセルでも表示可能ですが(といっても、お気に入りを表示させない必要がある)・・他のブログは、少々サイズオーバーしています。
サイトの方は、本館も新館も横幅800ピクセルあればお気に入りを表示させない状態なら問題なく表示できるはずです・・・というか、本館は、640×480ピクセルのパソコンでもお気に入りを表示させなければ横スクロールは必要ないように横幅600ピクセル程度で作成しています。
新館は、開設当初、すでに640×480ピクセルのパソコンからのアクセスが皆無となっていたことと、販売されているパソコンが1024×768ピクセルの物が大半だったので、横幅700ピクセル少しで作っています・・1024×768ピクセルのパソコンでお気に入りを表示させたまま閲覧が可能なはずです。
自分のパソコンの画面の解像度が高いからといって、自分のパソコンに合わせてデザインすると、他の人には閲覧しにくい物になってしまいます。
私の場合、現役のパソコンで最も古いPC明那が1024×768ピクセルの画面なので、これで表示可能かどうか確認しています。もちろん、ファイアフォックスも入れています。
それと、パソコンではありませんが、スマートフォン(携帯電話やPHSとPDAが一緒になったような物)のアドエスが800×480ピクセル・・かつブラウザが2種類(モバイル用IEとモバイル用オペラ)入っているので、これでも表示確認も行っています。
今、一番売れているパソコンはミニノートパソコンということなので、今後ミニノートからのアクセスは増えるでしょう・・・小さな画面でも表示できるようにしておかないといけないと感じています。安価な機種に横幅800ピクセルの物が残っていますが、主流は1024×600ピクセルのワイド画面の物になってきたので、最低でも横幅1024ピクセルにお気に入りを表示させている状態で表示できるように調整するのがよいと考えています。