ミニノートPC

2009年03月06日

今、売れているパソコンは、主にミニノートPC

今、よく売れているPCは・・と店員に聞けば、多くのPCショップで、ミニノートPCやネットブックPCと呼ばれるPCという答えが返ってきます。従来のモバイルPCより小型で安価なPCです。

重さは1Kg前後、7インチ〜10インチ程度の液晶画面の物・・値段は4〜6万円程度と、通常のノートPCより安価です。ついでに、マイクロソフトが超小型ノートPCだけWindows XPを搭載できる期間を延長しているので、Windows XPのパソコンを手に入れることもできます。

内部の仕様は概ね似たり寄ったりで、CPUには省電力型CPUであるAtomプロセッサーが採用され、光学ドライブは搭載されていない。メモリの増設は能書きではできないことになっている(自己責任になるけど、一部の機種は初期搭載のメモリと取り替える形で容量アップができるようです)・・

Atomプロセッサーはインテル最小のCPUと言われており、3W程度の電力で稼働・・性能的には、2〜3年前のセレロンMに匹敵するようです。

つまり、ミニと言いながら・・・古めのPCより高性能な物が多い。

ただ、ミニノートの類のPCは光学ドライブが付いていないの物が大半なので、ソフトのインストールやリカバリのことを考えると、外付けの光学ドライブも一緒に買うことを計算に入れておいた方がよいと思います。

USBの電力だけで稼働するスリムタイプのDVDマルチドライブは広島では7千円程度で販売されています。これを取り付けたら、ソフトのインストールもデータのバックアップも容易となると思います。

ちなみに、ネットブックとかミニノートといった類のノートPCが出る前は、もう一回り大きいモバイルノートが、外で使うPCでした・・

通常サイズのノートPC(下)とモバイルノートPC(上)写真の上のパソコンが、私が以前メインマシンとして使っていたモバイルノートPCです・・下は現在標準的な大きさの15.4インチワイド液晶のノートPCです。

かなり小さいことが分かると思います。また、モバイルノートPCは光学ドライブが内蔵されている場合が多く、ソフトのインストールをするために外付けドライブを購入する必要はありませんでした・・

重さは1.9Kgと重めですが、実は光学ドライブは取り外し可能・・そこにウェイトセーバーという蓋をすれば、重さは1.5Kg程度になります。

もちろん、このPCは7年以上前のPCなので、性能的には現在のネットブックやミニノートにはとても及びません(苦笑)・・メモリは320MBまでしか搭載できないし、CPUはペンティアム3の800MHz・・セレロンMの1.5GHz程度の性能があるAtomプロセッサーとは比較にならないシロモノです。


というか、ミニノートやネットブックが流行る理由の一つに価格の安さがありますが・・・Windows XPが搭載されているというのも一つの理由のようです(苦笑)

なお、多くのミニノートやネットブックPCにはマイクロソフトオフィスが搭載されていません・・・かといって、オフィスは個人向けのパーソナルでも通常版はかなり高いです。とりあえず、ほぼ同等の機能を持っていて、マイクロソフトオフィスとある程度文書の互換性を持っている、無料のオープンオフィスをダウンロードする手があります。

オープンオフィスのダウンロードページ

なお、オープンオフィスを導入しても日本語入力(仮名漢字変換)はWindowsのIMEを使うことになります(汗)

kensan156m at 20:39|PermalinkComments(2)TrackBack(0)