アンテナ
2009年10月17日
商店街や大型店内部のPHSのアンテナ
現在、日本で唯一PHS事業を展開しているウィルコムのアンテナ・・
都市部であれば、普通は写真のように建物の上に高出力アンテナを設置してPHSとしては広い範囲をカバーしています。
写真は、広島市内の某駅の上にあるアンテナ・・エレメント1本から出ているケーブルが2本見えることは、あまり気にせずに(爆)
では、商店街や大型店内部では、どのようにアンテナを設置しているのでしょうか?
狭い範囲に、たくさんの人が集まります・・となれば、出力の大きなアンテナより、出力の低めのアンテナをきめ細かに配置する方が得策です。
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都市部であれば、普通は写真のように建物の上に高出力アンテナを設置してPHSとしては広い範囲をカバーしています。
写真は、広島市内の某駅の上にあるアンテナ・・エレメント1本から出ているケーブルが2本見えることは、あまり気にせずに(爆)
では、商店街や大型店内部では、どのようにアンテナを設置しているのでしょうか?
狭い範囲に、たくさんの人が集まります・・となれば、出力の大きなアンテナより、出力の低めのアンテナをきめ細かに配置する方が得策です。
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2009年09月25日
ついに、歩行圏内にウィルコムの新型アンテナが
ウィルコムのアンテナの更新は続々進んでいるようで、少し前は広島市中心部でも旧式のアンテナが目立っていましたが・・今では大半が新型のアンテナに取り替えられています。
同時に、中心部だけではなく、周辺部にも新型アンテナが増えてきています。
しかし、私の普段の歩行圏内(道路沿いで概ね2Km〜2.5Km・・当然直線距離ではもっと近い)には新型アンテナは全くありませんでした・・
ところが、先日、ある店舗の屋上にあるアンテナが新型になっていることを発見しました(写真がそれです)・・この店舗の屋上は駐車場なので近距離で撮影できましたが・・(苦笑)
ウィルコム社員ブログのアンテナ王子様の記事によると、このアンテナは従来型PHSの高速通信技術であるW-OAM対応アンテナであり、かつ、次世代PHS(XGP)の基地局を併設するだけで、このアンテナを次世代PHS(XGP)のアンテナとしても使えるということです・・
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同時に、中心部だけではなく、周辺部にも新型アンテナが増えてきています。
しかし、私の普段の歩行圏内(道路沿いで概ね2Km〜2.5Km・・当然直線距離ではもっと近い)には新型アンテナは全くありませんでした・・
ところが、先日、ある店舗の屋上にあるアンテナが新型になっていることを発見しました(写真がそれです)・・この店舗の屋上は駐車場なので近距離で撮影できましたが・・(苦笑)
ウィルコム社員ブログのアンテナ王子様の記事によると、このアンテナは従来型PHSの高速通信技術であるW-OAM対応アンテナであり、かつ、次世代PHS(XGP)の基地局を併設するだけで、このアンテナを次世代PHS(XGP)のアンテナとしても使えるということです・・
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2009年04月03日
ウィルコムのアンテナ・・新型の導入が進んでいる模様
PHSのサービス、当初は3グループ(DDIポケット(現ウィルコム)、NTTパーソナル(後にNTTドコモ)、アステル)で始まりましたが・・結局、まず、アステルグループが事業から撤退、そしてNTTドコモもPHSサービスから撤退・・元DDIポケットのウィルコム1社だけがサービスを行っています。
私は当初はアステルを使っていましたが、アステルが事業から撤退する時に、DDIポケットに移行しました・・
このアンテナはDDIポケットがサービス開始して間もない頃設置された古いアンテナです。
DDIポケットの強みは、アステルグループやNTTパーソナルが20mWの低出力のアンテナで整備していたのに、500mWの高出力アンテナでエリアをカバーしていたこと・・家の中でも比較的良好に通話ができるケースが多かった・・・アステルの場合、しばらくは窓際に行かないと途切れてしまう状態でした・・
それで、NTTパーソナルもアステルも、窓際に設置して電波を中継するホームアンテナ(アステルではパワーアンテナと呼んでいた)を利用するはめになっていました。後に、アンテナの改良が行われ、中継アンテナなしでもつながりやすくなったけどね・・・
そして、今、広島で増えているのが、この写真の新型のアンテナです・・
ウィルコムのサイトで調べると、このアンテナはW-OAM対応アンテナらしい・・アンテナのエレメントの数が多いのが特徴です。
W-OAMとは、PHSの電波変調方式を工夫して、通常の4×の端末が200Kbps程度の速度で通信できる規格です。W-OAM対応の端末でも、古いアンテナで構成されたエリアでは4×の端末で128Kbpsが理論上の最高速度になります。
ウィルコム最速の8×のタイプG端末をW-OAMエリア使えば最高で408Kbpsの速度が、W-OAMのタイプGのエリアで使えば500Kbpsの速度が確保できます。また、アンテナの基地局が光ファイバーでつながっている場合、800Kbpsまで速度アップします。
実は、間もなく、東京都心部限定で、次世代PHSの試験的サービスが始まります・・その時に使うアンテナはこのアンテナで、従来のPHSと次世代PHSの両方の基地局とアンテナがつながれます。
次世代PHSは今年の秋には3大都市圏で本格的なサービスが始まります。電波の規格では20Mbpsと光ファイバー並みの速度が出るのですが、将来的には100Mbps程度の速度を目指すそうです。
実は、同じ周波数帯で、同様のサービスをKDDIグループのUQコミュニケーションズが携帯電話方式でサービスを行います・・
ウィルコムの次世代PHSもUQコミュニケーションズも基本は同じで、無線LANの延長線上の技術が使われ、モバイルWi-MAX(ワイマックス)と呼ばれる規格を元にしています。
UQコミュニケーションズは携帯方式(マクロセル方式)で行い、一つのアンテナがカバーする半径は2〜3Kmあり、エリア展開では有利だと思います。
ウィルコムの場合、PHS方式(マイクロセル方式)で行い、一つのアンテナがカバーするエリアは従来のPHSと大差ありませんが、多数のアンテナでカバーするので、利用者が増えても速度低下を防げるというメリットがあります。
エリアの広さという点では、携帯方式に勝てませんが、次世代PHSはマクロセルとの共存も可能な規格になっており、人口の少ない地域はマクロセル方式でカバーするかもしれません・・・このあたりは本格的なサービスが始まるまでは分からないことです。
ただ、何度も思うのですが、次世代PHSがどんなに優れていても、三大都市圏だけでしか使えないのでは、広島に住んでいる私は、利用したくてもできません・・迅速なエリア展開が成功するかどうかのカギだと考えています。
エリア展開がスローペースだと、携帯の次の規格が先に登場してしまう可能性が高くなります・・現在は携帯で通信する場合の最高速度は能書きで7.2Mbpsですが(実際にはこの1/7〜1/20くらいの速度になるようです)・・すでに40Mbpsとか100Mbpsの速度が出る次世代の携帯の計画が進んでいます。
こちらが先に全国主要都市をカバーしてしまうと・・次世代PHSを選ぶ人はほとんどいなくなると思います。
しかし、いつも思うのだけど・・・移動中に100Mbpsの速度が必要なのだろうか・・・20Mbpsでも十分速いのです・・・それに移動中に高性能パソコンを持ち運ぶ人は少ないと思います・・小型軽量のパソコンを使うと思います・・そうなると、100Mbpsは過剰性能ではないかと感じています。
私は当初はアステルを使っていましたが、アステルが事業から撤退する時に、DDIポケットに移行しました・・
このアンテナはDDIポケットがサービス開始して間もない頃設置された古いアンテナです。
DDIポケットの強みは、アステルグループやNTTパーソナルが20mWの低出力のアンテナで整備していたのに、500mWの高出力アンテナでエリアをカバーしていたこと・・家の中でも比較的良好に通話ができるケースが多かった・・・アステルの場合、しばらくは窓際に行かないと途切れてしまう状態でした・・
それで、NTTパーソナルもアステルも、窓際に設置して電波を中継するホームアンテナ(アステルではパワーアンテナと呼んでいた)を利用するはめになっていました。後に、アンテナの改良が行われ、中継アンテナなしでもつながりやすくなったけどね・・・
そして、今、広島で増えているのが、この写真の新型のアンテナです・・
ウィルコムのサイトで調べると、このアンテナはW-OAM対応アンテナらしい・・アンテナのエレメントの数が多いのが特徴です。
W-OAMとは、PHSの電波変調方式を工夫して、通常の4×の端末が200Kbps程度の速度で通信できる規格です。W-OAM対応の端末でも、古いアンテナで構成されたエリアでは4×の端末で128Kbpsが理論上の最高速度になります。
ウィルコム最速の8×のタイプG端末をW-OAMエリア使えば最高で408Kbpsの速度が、W-OAMのタイプGのエリアで使えば500Kbpsの速度が確保できます。また、アンテナの基地局が光ファイバーでつながっている場合、800Kbpsまで速度アップします。
実は、間もなく、東京都心部限定で、次世代PHSの試験的サービスが始まります・・その時に使うアンテナはこのアンテナで、従来のPHSと次世代PHSの両方の基地局とアンテナがつながれます。
次世代PHSは今年の秋には3大都市圏で本格的なサービスが始まります。電波の規格では20Mbpsと光ファイバー並みの速度が出るのですが、将来的には100Mbps程度の速度を目指すそうです。
実は、同じ周波数帯で、同様のサービスをKDDIグループのUQコミュニケーションズが携帯電話方式でサービスを行います・・
ウィルコムの次世代PHSもUQコミュニケーションズも基本は同じで、無線LANの延長線上の技術が使われ、モバイルWi-MAX(ワイマックス)と呼ばれる規格を元にしています。
UQコミュニケーションズは携帯方式(マクロセル方式)で行い、一つのアンテナがカバーする半径は2〜3Kmあり、エリア展開では有利だと思います。
ウィルコムの場合、PHS方式(マイクロセル方式)で行い、一つのアンテナがカバーするエリアは従来のPHSと大差ありませんが、多数のアンテナでカバーするので、利用者が増えても速度低下を防げるというメリットがあります。
エリアの広さという点では、携帯方式に勝てませんが、次世代PHSはマクロセルとの共存も可能な規格になっており、人口の少ない地域はマクロセル方式でカバーするかもしれません・・・このあたりは本格的なサービスが始まるまでは分からないことです。
ただ、何度も思うのですが、次世代PHSがどんなに優れていても、三大都市圏だけでしか使えないのでは、広島に住んでいる私は、利用したくてもできません・・迅速なエリア展開が成功するかどうかのカギだと考えています。
エリア展開がスローペースだと、携帯の次の規格が先に登場してしまう可能性が高くなります・・現在は携帯で通信する場合の最高速度は能書きで7.2Mbpsですが(実際にはこの1/7〜1/20くらいの速度になるようです)・・すでに40Mbpsとか100Mbpsの速度が出る次世代の携帯の計画が進んでいます。
こちらが先に全国主要都市をカバーしてしまうと・・次世代PHSを選ぶ人はほとんどいなくなると思います。
しかし、いつも思うのだけど・・・移動中に100Mbpsの速度が必要なのだろうか・・・20Mbpsでも十分速いのです・・・それに移動中に高性能パソコンを持ち運ぶ人は少ないと思います・・小型軽量のパソコンを使うと思います・・そうなると、100Mbpsは過剰性能ではないかと感じています。