写真の話(プチ写真講座)

2006年09月24日

写真の話(プチ写真講座)その6

ずいぶん、写真の話(プチ写真講座)をしてませんでしたが・・
今回は夜の花を写す時について・・

現在のカメラは、カメラの方が偉いと言う人がいるくらい、オートでもきれいに写ります。下手にマニュアルで設定した方が、設定ミスで失敗することが多いのも事実・・

ところが、暗いと勝手に光るフラッシュ(ストロボ)のため、いまいちな写真になることは多々あります。

つまり、フラッシュを光らせるか光らせないかは、撮影意図に応じて設定を変えた方がよい・・集合写真とかなら光らせた方がいいかもですが、夜の花の写真は光らせない方が雰囲気が出ます。もちろん、フラッシュを光らせない時は三脚にのせて写します。

月下美人・フラッシュ使用これは、フラッシュを光らせて写した月下美人の写真。
TTL調光といって、反射してきた光をセンサーでキャッチしてフラッシュの発光時間を制御するようになっているため、白トビなどはしてませんが、夜の花という雰囲気はあまり出ていません・・
また、背景もじゃまです。


月下美人・フラッシュ未使用これは、カメラを三脚にのせて、フラッシュを発光禁止にした上で、撮影した月下美人・・
全く光が無いと写りませんから、持ち運びできる蛍光灯やLEDランプで照明をしています。もちろん、余計な物が写らない方向へ照らします。そして、あまり強く光を当てないように加減しています。
いかにも夜に咲いている花・・神秘的な雰囲気の写真になっていると思いませんか?
(このあたりは、個人の好みもあるので、何とも言えないのですが)・・

皆さんも、もし夜の花を写すことがあれば、お試しを・・

kensan156m at 20:39|PermalinkTrackBack(0)

2006年07月28日

写真の話(プチ写真講座)その5

写真の話・・今回は、見えたとおりに写らない一つの原因であるパララックス(視差)について書きます。

フィルムのコンパクトカメラや、デジカメでも光学ファインダーをのぞいて写したら・・仕上がった写真は、見えた範囲より広く写っていて、ついでに、写る範囲が微妙にずれていると思います。この現象は、パララックスとよばれます。

これは、撮影用レンズと、ファインダー用レンズが別のもので、ついでに数cm離れているから起きる現象です。特に近距離撮影の時に目立つと思います。

一眼レフカメラでは基本的にこの現象は起きません・・それは、ファインダーに届く光も撮影用レンズから入った光をミラーで反射させているからです。

さて、下の画像は典型的なパララックスの例です・・ただ、画像は画像処理で作ったもので、だいたいこうなるという説明のためであることをあらかじめお断りしておきます。

ファインダーでは(例)ファインダーでのぞくと、花が2つ画面いっぱいに入っています。
うまくいきそうですが・・
これで撮影すると・・





実際の写真では(例)実際に撮影されるのは、ファインダーで見たよりも少し下の方になる・・
そのため上の花の一部は画面からはみ出してしまいます。
また、ファインダーで見たより少し広く写ります。


コンパクトデジカメをお使いの方なら・・液晶モニタに表示されている映像は撮影用レンズから撮影用センサーでとらえた画像ですので、液晶モニタで構図を決めれば回避できます。ただ、液晶モニタを見ながらの撮影は、ファインダーをのぞきながら写すときより手ぶれしやすくなるのでご用心・・

フィルムのコンパクトカメラをお使いの方は、何枚か試し撮りして、現像プリントしてもらい、どの程度、ずれるのか、どの程度広く写るのか、覚えておくとよいと思います。また、ズームの位置によっても程度がちがうので、これも試し撮りしておくとよいでしょう・・
そして、撮影の時に、ずれる分の反対方向へ少しずらして写せばある程度回避できます。

そうすれば、失敗写真は少なくなると思います。

kensan156m at 20:36|PermalinkTrackBack(0)

2006年06月30日

写真の話(プチ写真講座)その4

今回は、ちょっと話をかえて・・巷でたくさん発売されているカメラ関係雑誌について・・
写真に興味があれば、読む方も多いと思います。私も実際に読んでいます。


デジカメが主流になる前は、比較的お役立ち情報が多かった・・つまり、このカメラとレンズは画質がいい・・といった類の記事は少なかった。

なぜなら、フィルムのカメラの場合、最高級機と普及機に同じレンズをつけて、同じ絞りとシャッター速度を与えれば同じ画質の写真が写るからです。

高級機と普及機の違いは、耐久性とか、ファインダーの見やすさとかであって・・写る写真の画質は、どのフィルムとどのレンズを使うかで決まるものだった。


ところが、最近のカメラ関係雑誌や、写真関係雑誌・・新製品すばらしい!!超高画質だ!!フィルムカメラから買い換えを・・なんて記事ばかりになっていて、これってお金出して買うカタログなのか??なんて思うこともある・・

また、カメラ以外のグッズにしても、安価な物をうまく使う使い方はあまり書いてなくて、結局高い物がすすめてあったりする。


正直、雑誌の言うとおりに機材を選んでいくと、相当のお金がかかります。
まだ、自分の思ったとおりに写せない間は、あまりお金をかけない方がよいかと思います。


それと、雑誌ではデジタル一眼レフカメラの話ばかりです・・それを見ていると、やはりデジタル一眼レフカメラじゃないといけないのかと思ってしまうけど、実際には、デジタル一眼レフカメラに買い替えたからといって、急に写真が上手くなるわけじゃないですよ。

だから、そういった記事は9割引くらいで読んで・・別の記事で、今お持ちの自分のカメラをうまく操るヒントがあれば、そこは詳しく読まれるといいと思います。

一眼レフじゃないとだめ、デジカメじゃないと時代遅れ、PLフィルターは必需品・・なんて話はあまり真に受けない方がよいかと思います。


ただ、読者が写真を投稿してますよね・・その写真がどんな構図になっているか・・そういったことはかなり参考になると思います。
単純に真似をするだけでは自分の写したい写真ではないですが・・・いろんな構図を試してみるのはよいかと思います。

kensan156m at 20:22|PermalinkTrackBack(0)

2006年05月13日

写真の話(プチ写真講座)その3

今回も基本の話の続きです・・

説明書は読んでみましたか?・・なかなか読んでも覚えられない・・そういう場合は、説明書を持って撮影して、こんな機能があったはずだけど・・と思った時に説明書を開くのも手です。

さて、今回の基本は・・本当に写真の基本です。どのカメラを使っていてもあてはまることです。

最低限、次の3項目をおさえておけば、ちゃんとした写真になります。

 ・ピントが合っている(もちろん写したい物にですが)
 ・露出が適正である(明るさが適正である)
 ・ぶれていない

どんなに優れた構図で写しても、この3点のどれかがだめだったら失敗写真です。
(なお、芸術的な写真を目指す人の中には、ピントが合ってない写真やぶれた写真で表現しようとしている方もいます、その場合は失敗写真ではないですが・・素人が真似してもだめですよ)


しかし、よく考えると、最近のコンパクトカメラ・・この内2つは自動ですね・・
ピントは自動だし、露出も自動・・あとはぶれなければいい・・

つまり、とりあえず、ピントと露出はカメラに任せて・・ぶれの主原因である手ぶれをしないように気を付けることが大事です。
特に、最近のデジカメは感度が低いので、夕方になると、相当シャッター速度が落ちます。用心しないと、手ぶれ写真量産になります。


写真がぼやけている・・そういう場合多くの原因は手ぶれにあります。

今回は手ぶれを防ぐという話を書いていこうと思います・・

まずは、手ぶれを防ぐためには、ちゃんと構えることが重要になってきます。

やはり片手でカメラを持つのはお薦めできません、両腕を使ってしっかり構える。構え方はカメラによって違ってきます。やや大型のカメラなら容易に両腕で構えられるでしょうが、小型かつスリムタイプだと、それは難しいかもしれません・・
その場合、一方の手でカメラを受けるような感じにするのがよいかと思います。
要は、カメラが固定できればよいのです。(その自信があれば、片手持ちでも構わないと個人的には思っています)

そして、液晶画面を見ながらの撮影は、手ぶれしやすいので用心してください。やはり、両手で構えて、さらにファインダーをのぞくために、カメラを顔に密着させると・・ぶれにくくなります。

また、カメラを持つ時、カメラに付いているセンサー類やレンズ、ストロボなどを、手で隠してしまわないように注意してください。カメラが誤動作して、失敗写真になる恐れがあります。

そして、シャッターボタンは、力を入れず押すんです・・人によっては、シャッターボタンを押した瞬間、カメラが2〜3cmも下に下がる人がいますが、そんなに力を入れる必要はありません・・手ぶれの原因になってしまいます。

最近は手ぶれ補正が付いているカメラが発売されているので、これを利用すると手ぶれを大幅に防げます・・ただ、手ぶれ補正も限界があり、もともと、ほとんど手ぶれしない人が使えば効果的なのですが、コマーシャルみたいに、片手で持って、揺れながら写したのでは、その時に手ぶれ補正無しで両手でちゃんと構えて写した写真と大差ないかもしれません・・

自分の手ぶれ限界を覚えておくのも重要だと思います・・デジカメの場合、シャッター速度が表示されるので、どの程度までぶれずに写せるか・・知っておいた方がよいかと思います。普通は、35mmフィルム換算で、焦点距離が100mmなら1/100秒・・といった感じで、○○mmなら1/○○秒まで手ぶれしないと言われます。

人によっては、それでもぶれる人もいますし、プロのカメラマンには、150mmのレンズを付けて、1/15秒でぶれない自信があると言われる方もいます。

私の場合は、28−100mm程度の焦点距離のコンパクトカメラだと1/30秒〜1/45秒あたりが限界です。一眼レフだと、それより一段遅い1/15秒〜1/30秒くらいです。


なお、暗い場所で撮影する場合、手持ちではなく三脚にカメラを乗せることをお薦めします。これなら確実に写せます。

kensan156m at 18:42|PermalinkTrackBack(0)

2006年05月02日

写真の話(プチ写真講座)その2

さて・・二回目のプチ写真講座は、基本をマスターしておくという話です。
これは、一回ではなく何回かに分けて話していこうと思います。

さて、写真の基本・・ときたら、シャッター速度と絞りの話だとか、まず50mm相当のレンズで云々なんて話が来るかと思った方・・なかなか通ですぞ・・

でも、ここでは、もっと基本的で、かつ実用的なことを取り上げていきたいと思います。

まず、テストを受けることを想像してください、勉強する時間がなくて、合格するかどうか微妙・・こういう時に、少しでも点数をアップさせる方法といえば・・当然、単純なミスを無くすということ・・ですよね・・

写真も同じです。いろんな本を読んで、すごい写真を狙うのもよいのですが、それはなかなか難しいことです。
それより、写真を写したけど、写っている範囲が違うとか、ぶれているとか、ストロボが光ったとか光らなかったとか・・・そういうミスは多々あると思います。

単純なミスを無くすということは、皆様の写真をよくする有効な方法なのです。

そのための第一歩は、やはり、お持ちのカメラの説明書をよく読むことだと思います。
カメラの説明書(←カメラの説明書)
しかし、最近のデジカメなどは説明書が分厚いですね・・全部読むなんてちょっと大変です。
それで、やはり最初に注意事項とか、基本的な使い方といった要所を読んでおいて、応用的な使い方なんて覧は後で徐々に読んでいくのがよいかと思います。

そして、読むだけではなく、実際に練習してみるのが大事です。特にデジカメをお使いの方は、何枚写しても特別コストがかかるわけではないので、思う存分練習できるはずです。そこで、自分のカメラの特徴を覚えておくのも大事です(この話はまた改めて書きます)

どんなに性能のよいカメラでも間違った使い方をすれば、設計者の意図した性能は出せません。カメラの基本は全て知っているという方も、説明書はよく読んだ方がよいかと思います。

さて、基本的な使い方以外でおさえておきたいのが、ストロボのコントロールの方法と、カメラの時計の合わせ方です。また、フィルムのカメラなら、日付の入り・切りの切り替えも覚えておくといいでしょう・・

ストロボが勝手に光って、せっかくの花の写真が白く写ってしまったとか、カメラの電池を交換したら日付がリセットされたという経験があるかと思います。(フィルムのカメラでは、最近は時計用とカメラの動作用の電池が同じ電池になっているので、電池を交換すると日付もリセットされます)

また、そういった失敗が無くても、カメラ内蔵の時計は少しずつずれていきますし、集合写真を写したい時、順光でも、顔にできた影をやわらげるため、強制発光させるとよいことがあります。それで、この点はよく覚えておくと役に立つことがあると思います。

そして、風景写真に日付が入っているのは、ちょっともったいないと思いませんか?・・それで、撮影対象によって、日付の入り・切りを切り替えるのがよいと思いますよ・・・え・・何日に写した写真か分からなくなる??・・それは、その日に写す一枚目の写真に日付を入れたら・・次の日の写真まで、同じ日にちの写真だと分かりますよ。

kensan156m at 17:57|PermalinkTrackBack(0)

2006年04月28日

写真の話(プチ写真講座)

どこかへ旅行へ行った時に写した写真を後から見たらイマイチだった・・とか・・自分が写したらきれいに写らないので、せっかく遠出しても写さない・・・といった方が結構います。

写真やカメラの雑誌や写真入門といった本などを見ると、こういう物はこうやって写すべきであると写真を添えて書いてあったりする、その写真はものすごく上手く見える・・自分は下手なのであろうか・・?
また、雑誌では一眼レフや、デジタル一眼を使う記事ばかり掲載されています・・となると、そういった高い機材を買わないとうまく写らないのだろうか・・?

ぼくの経験では、うまく写らない理由は・・自分が下手だからそうなるのではないし・・機材が悪いからそうなる・・わけでもない・・と感じます。

それで、自分の経験から・・写して、後から見て、まずまずの出来の写真を得るのに役立つのではないかと思うようなことを時々書いて行こうと思います。


最初に言っておきますが・・・あくまで、自分が満足できる写真という目標で書いていきます。つまり、コンテストに入選するといった高い目標ではないです。

これは、自分が写したらきれいに写らないと思っている方の多くが、写真を写しても自分が期待した通りに写っていない・・・だから、自分は下手だ・・と感じているからです。
ゆえに、初心者の最初の目標は、自分が思ったように写せるようになることだと考えています。・・写真に打ち込んでいる方からすれば、突っ込みどころ満載になってしまうと思いますが、あえて、初心者向けにします。


つまり、今、手元にお持ちのコンパクトカメラで、楽しく写真を写せるようになればいいなと・・そんな感じです。


ということで、写真の話(別名・プチ写真講座)・・


前置きが長くなったので、今回は短めに・・・

最初は、自分が写した写真を見る時の考え方をちょっと変えてみるという・・単純な話です・・あまり上達には関係ないけど・・

写真をきれいに写したい・・それで、遠出の時でも、曇りの時は写さない方が多いですね・・
でも、写真の本質は、記録することだと思うんです・・だから、遠くへの旅行では、もう一度行くことはないかないかもしれないですよね・・
となると、曇り空でも、そこへ行った記録として、写しておいた方がいいと・・よく感じます・・
それと、自分の写真はだめだと最初から思いこまないことも大事です。

曇り空の中写した写真これは、私が、ある山から写した写真です。曇り空なので、全く平凡な写真です。
(コンパクトデジカメによる写真です。)
でも、けんさん、すぐに、もう一度この山に登るかと思ったら・・いまだに登っていません・・
その山に登った記録と考えると、平凡な写真でも、自分には大事に見えてきます。

このように、きれいな写真と違って、記録の写真・・・そういう考え方も取り入れて欲しいと思います。
そして、自分の写真はだめなんだ・・と最初から思っていては、うまく写っている写真でも、だめ写真に見えるものです・・まず、写した写真の良いところを探してみる・・そうすると、ちょっと今までと違って見えるかもしれません・・試してみてください・・意外ときれいに見えてくるかもですよ(笑)

なお、「写真の話」は、自分の時間がある時に不定期にアップしていくつもりです。


kensan156m at 18:00|PermalinkTrackBack(0)