2014年09月26日

自作パソコン・復旧作業中

また、久しぶりの記事になります・・

私が主に使っているパソコンは、自作パソコン・・・といっても、全て自分で選んで作ったものではなく、元は友人が使っていた自作パソコンです・・

それが、4年半前・・動かなくなった・・友人はその時、新しいパソコンをショップに注文・・ということで、動かない自作パソコンは私が譲り受けました。

当初は、友人が使っていた基板を継続して使い・・CPUなどを多少パワーアップしていましたが・・

3年前・・私の設計に切り替えました・・一番重要な基板を自分が選んだものにして・・CPUやメモリを新調・・ただ、他の部品は流用・・ケースは最初のままです。



その後、CPUが変わったり・・グラフィックスを増設したり・・いろいろ小改良を重ねています。

現在は、使っている人は少ないと思うけど、AMDのブルドーザー系コアを使った8コアCPU(4モジュール8スレッドという呼び方が多い)を採用しています。基板は3年前と同じです。


その、自作パソコン、Windows 7を入れているのですが・・長い間調子が悪いのをだましだまし使っていました・・ところが動かないソフトが出てきたので・・今年の6月末に最初の復旧作業に入ったものの、途中で失敗・・再度試みるがやはりうまくいかない・・

そのうまくいかない理由は、再インストール前のソフトを復活するソフトを使ってすぐに復旧させようとしたからです・・ソフトの説明ではうまく復活するとなっていたのですが・・やはり、逆に不調となってしまいました。

それで、7月末・・ソフトを一つ一つインストールしていく方法で復旧させました・・これはうまくいきました・・しかも、今まで、CPUのターボ機能の効きが悪かったのが、十分ターボ機能が使える状態になったのです・・・

しかし・・Windows 7にも不完全な部分は多々あります・・その一つがシステムの復元です・・マイクロソフトのソフトやWindowsなら、ほぼうまくいくのですが・・他のソフトでは、うまくいかず、正常に動かない、しかも削除(アンインストール)もできないという状態になってしまったのです・・

そこで、仕方なく、手動で、ソフトが入っているフォルダを削除して、レジストリの関連項目を修正するという荒技を使ったのですが・・それが、傷口となり、不調となる・・

そして、再度復旧作業に入っています。


AMDのブルドーザー系コアを使ったFX-8300というCPUを使っていますが・・このブルドーザー系コアは、現在Windowsの普通のパソコン用のCPUとしては、最も設計が新しいものです・・

インテルが毎年新製品を出しますが、全くの新設計ではないです・・改良を重ねて新製品を出しているのです・・

それに対し、AMDは、フェノムやアスロンと呼ばれるCPUまでは、既存の設計を改良する方式で新製品を出していましたが・・

全く新しい構造の物をWindows 7が出たあとに発売・・

それで、Windows 7は、このCPUを純粋な8コアCPUと認識してしまうのです・・ところが、実は2コアでペアとなっていて・・モジュールという単位になっています・・2コアで共有する部分があり・・純粋な8コアCPUではないのですね。

そのため、純粋な8コアCPUだとWindows 7が認識して命令を各コアに発行すると・・場合によっては性能がダウンする場合があるのです・・

それで、更新を入れると、4モジュール8スレッドと認識するようになっているけどね・・(ソフト上では4コア8スレッドと表示される)


復旧作業で、Windows 7を入れて間もない段階で調べるとやはり、8コア8スレッドと出ますね。

インテルのハイパースレッディング技術を使った物も1コアで2スレッド処理できますが・・ハイパースレッディングの登場は、まだWindows XPの頃・・また、Core-iシリーズも、それまでのCore2シリーズを改良して出たもので、Windowsが全く知らないCPUじゃないのですね・・

もとをたどれば、ノートパソコン用のペンティアムMにたどりつきますが・・ペンティアムMは、ペンティアム3の改良版・・・

つまり、現在のCore-iシリーズは改良に改良を重ねているので、源流となるCPUからは大きく変わっていますが・・基本的な部分はよく似ているのです。

この改良を重ねて高性能化するという方法は確実な方法で、インテルはよく考えていると思います。


AMDは、新規設計の物を投入した故に・・まず、Windowsがすぐに対応できなかった・・そして、多数あるソフトの対応は、まだできてないソフトが多いです・・

それでも、同じ価格なら、インテルより高性能は実現しており・・・CPUの価格をあまり高くしないことには貢献しています。


インテルのハイパースレッディング技術は、1コアで2スレッドの処理をしますが・・インテルのCPUの場合、1つのコアには実行ユニットが1スレッド分しかありません・・ゆえに、4コア8スレッド版の場合、4スレッドまでは直線的に性能が伸びます・・ところが、5スレッドより上は、性能の伸びが鈍ります・・

よく言われるのはハイパースレッディングによる性能向上は20〜30%・・・ソフトによっては、逆に性能が落ちたり・・音楽関係中心に動作に影響する物もあります。

AMDのブルドーザー系コアは、1つのモジュールに整数演算コアが2つ搭載され・・実数演算コアなどは2つのコアで共有する構造です・・多くの処理は整数演算なので、性能は1スレッドから8スレッドまで、ほぼ直線的に性能がアップします。

ただ、よく雑誌で書かれているけど、1コアあたり・・つまり1スレッドだけの処理はインテルの方が有利・・AMDは1コアにパイプラインを2本としているので、1スレッドあたりの処理能力はインテルに劣ります。あくまで4コアや8コアを連携して動かして、性能を稼ぐCPUです。


注意しないといけないのは、多くの性能測定ソフトが、インテルに有利な数字を出すことです・・これは、同じ処理をするのに命令の並び方は何通りもありますが・・多くのソフトで、インテルのCPUで高速に処理できるように作られています・・AMDに対応したソフトもぼちぼち出ていますが・・性能測定ソフトの多くが現在のAMDのCPUを公平に判定できないのです。


最近になって、AMDが例えばCINEBENCHでの評価はしないように・・なんて言うようになったけど、それは3年前に言うべきことだったと思います・・

ブルドーザー系コアの実演算性能は意外と高く・・最適化できれば、相当速いと思います。Windows 8はブルドーザー系コアに対応しています。

kensan156m at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) 電気・通信・PC等 

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