2010年11月14日

元メインPCのハードディスク交換改造

今年春までメインマシンだったノートPC・・当初はハードディスク容量が100GBでした・・デジカメの画素数アップとともに、データ保存領域の容量が不足してきたので、一度は160GBにしていましたが・・

もっと余裕が必要なことと、アクセス速度を向上させる目的で、320GBに取り替える事にしました。

手順は、320GBのハードディスクをスレーブに設定し、USB端子につなぐアイテムを使い、パソコンに接続・・ハードディスクの内容をシステムごと移行させるソフトを使い、パソコン内のハードディスクから320GBのハードディスクに移行させ・・ハードディスクを交換する・・という手順です。

現在のパソコンのハードディスクはSATA(シリアルATA)規格になっていますが・・Vistaが出る前後のPCには古いIDE規格(PATA(パラレルATA))の物もあり、私のPCも古い方の規格です・・

本当は日立GST製を使いたかったのですが・・日立GSTは主力をSATA規格に移行させており、容量の大きな物がありません・・

それで、ウェスタンデジタル社製のハードディスクを使います。



2.5インチ・320GB・IDE規格ハードディスクノートパソコンには2.5インチという小型のハードディスクを使う物が大半です・・

2.5インチの回転数5400回転/分・・320GBのハードディスクです。

ウェスタンデジタル社の物でIDE規格では最も容量が大きいものです。



ジャンパピンでスレーブに設定するIDE規格では、一台だけパソコンに入れる場合マスターの設定にしますが、ハードディスクを2台使う場合、一方はスレーブの設定にします・・

外付けにして、データを移行させますが、その時2台ハードディスクがPCにつながるので・・

矢印のピンの所にジャンパを入れて、スレーブの設定にします。


データ転送中ハードディスクのデータを転送するソフトと

単体のハードディスクをUSB端子につなぐアイテムを使い

データを移行させます。




元のハードディスクデータを移行させたら、ハードディスクの交換です・・

これは元のハードディスク・・





取り外します

取り外します。







新しいハードディスクを取り付け新しい320GBのハードディスクを取り付けます。







Windowsが起動しましたカバーを取り付けて・・

電源を入れると、Windowsが起動しました・・

容量は一気に2倍になりましたが、システムとデータを分けて保存する方式にしており、システムとプログラムはCドライブ、データはDドライブという使い方です。

最初の100GBからすると3.2倍になったことになります。





改造前の速度実は、同じ回転数でも、ハードディスクの容量が違えば、アクセス速度が違います。

これはディスク一枚の容量が増えて、一回転する間に読み書きできるデータが増えるからです・・

交換前の速度測定・・連続読み込みが40MB/sを少し切っています。





改造後の速度交換後の速度測定・・

連続読み込みは60MB/sを越えており、体感速度も大幅にアップしました。

というか、最近のPCでは、60MB/sという速度は平凡な速度です・・ノートPCでも100MB/s近い速度が出るハードディスクが取り付けられているPCもあります。

ただ、自力で交換できる場合、そういった高速のハードディスクに交換することも可能です・・

もちろん、全て自己責任だけどね・・

そして、ここで行っているような作業は失敗しても全て自己責任になり、保証期間中でも有料修理もしくは、修理自体を受け付けてもらえない場合があります・・ハードディスクの交換を行う場合、どんなトラブルが起きても自分の責任になることに留意してください。

kensan156m at 23:29│Comments(0)TrackBack(0) 電気・通信・PC等 

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