2010年06月16日

結局、アンプは部品の故障・・そして修理不能でした

半年以上前から、アンプが不調になり、その時はコネクターを手直ししたらしばらく作動しましたが・・2ヶ月前から安全装置が作動して音が出なくなる状態に・・

それで、先日、バイアスの可変抵抗をいじると、とりあえず復旧しました・・

しかし、何故かDCオフセット電流が相当流れている・・これはおかしいと考え、信号が流れている線以外の部分の状態を調べると、どうも正常に作動していない部品があるようです・・

それで、購入店に調べてもらったところ・・寿命になっている部品がいくつかあり、それが、正常に動かないため、不具合が生じている・・このまま無理矢理使うと、スピーカーを吹っ飛ばす危険もあるとのこと・・さすがに、スピーカーを吹っ飛ばされたら困ります。

また、安全装置が何度も作動している関係上(頻繁に安全装置が作動することは想定してない・・安全装置が作動したら、修理依頼すると想定して設計されているので)、万が一安全装置が作動しないという状況になれば非常に危険だということです。

修理を打診したところ、すでにメーカーに当該の部品は無いということで、修理不能であることが判明しました。修理不能と聞いて、とても残念だと思いました。

それ以後、アンプの電源を入れることはやめました。コンセントからも外しました。

そして、今のアンプのメーカーは同じ価格帯や安価な価格帯の製品から撤退しており、何十万円とか何百万円するアンプしかないようなので、他のメーカーの安価なアンプを注文しました。左右のスピーカー出力を備えたピュアオーディオアンプで、サラウンドアンプではないです。

こういうことをすると、グレードダウンと仰る方もいるけど・・半年以上前から今のアンプが不調なので、いずれ買い換えする時が来ることを想定して、オーディオコーナーで、製品を見て試聴していました。それで、安価でも良い物があることが分かり、そのアンプを注文しました。出力は50W+50W(片チャンネル50W)の中程度の出力のアンプです。(今のアンプは60W+60W)

もともと大きな音は出しません・・それで、大出力は不要です・・小さな音を出すには実は出力の小さいアンプの方が適しています。実際にそのアンプを私が聴く音量で試聴すると、数十万円する片チャンネル百数十W以上の大出力アンプに比べて繊細な音がでているので、安価な物で十分だと判断しました。

ちなみに、同じアンプを16年というのは、長く使った方になるそうです・・概ね10年少しで故障して買い換えるパターンが多いそうです。
ただ、うまく使えば、20年30年使える可能性のある物です・・次のアンプにも16年以上・・二十数年くらいのおつきあいをお願いしたいと思っています。

kensan156m at 19:20│Comments(4)TrackBack(0) 音楽・オーディオ・ビデオ関係 

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この記事へのコメント

1. Posted by はやぶさ いさむ。♪   2010年06月20日 22:08
泣けますよね。

わたしもカセットデッキの修理を出しましたが、
メーカーから「部品なし」と言われて、清掃だけ
してもらって受け取りました。
プチプチに包装されたまま眠らせています。
最後まで稼働してくれたカセットデッキだったので
悲しいのと寂しいのと残念な気持ちでした。
これで、カセットデッキは全滅しました。
カセットウォークマンはありますが、
ステレオで聴きたかった。
アンプは、サンスイが壊れてオンキョーの
安物にして、でも高いの買って、納得できなくて、
結局、売却して安いのを使っています。
40歳を過ぎるとモスキートノイズなんて
聞こえないし、音の善し悪しもぼやけました。
2. Posted by けん   2010年06月20日 23:17
>はやぶさいさむさん
私は一時期、オーディオ製品にお金をつぎ込んだことがあるのですが・・

実は、後に人の声が聞こえにくいということで耳鼻科で聴力測定したところ・・普通の人とは全く違う聴力特性であることが分かりました。

声の帯域は普通の人より感度が少し低く、普通の人なら声の帯域より上は感度が下がるのですが、私は高音に向かって感度が上がっていき、普通の人の10〜30倍の感度があるという結果になり・・

音響製品にお金をつぎ込んだだろう?と先生に言われました・・

普通の人が聞こえないレベルでもノイズが聞こえてしまう・・普通の人には気がつかない高音の変化に気がついてしまう・・ゆえに音響製品に安い物を選べなくなる・・という理屈でした・・

以後、自分の耳はそういう特性なのだということを勘案して、高音の音の変化やノイズは評価対象から外すことで、安価な製品を選ぶようになりました。

そして、評価対象は自然な音が出るかどうかに絞っています。

アンプも前のアンプの半額の物ですが・・非常に自然な音が出ています。


私もカセットデッキは6〜8年ほど前に調整整備のお願いをしたときに、部品が無いから直せないといって戻ってきました・・しかし、その後も使い続けています。発売から22年に到達しています・・いつ壊れてもおかしくない状態ですが・・

後で買った某メーカー製のカセットデッキの方が先にだめになりました(苦笑)

カセットデッキは、まだ製品が販売されていますが、先に消えそうな感じがするのがMD・・再生用に安価な物でも買って置いた方がよいのかと思案中です。
3. Posted by はやぶさ いさむ。♪   2010年06月21日 18:57
5 まったく同意権です。
『先に消えそうな感じがするのがMD・・再生用に安価な物でも買って置いた方がよいのか』

わたしは、MDデッキの修理を終えて
いま全力でMZ−RH1を買うことに心血を注いでます。
PSPのUMDすら危ういから、SONYは、必ず
MDを切り捨てると思います。
ATRACのMD技術は、ネットウォークマンにすると思います。
4. Posted by けん   2010年06月21日 20:28
>はやぶさいさむさん
現在、自分のMDデッキは故障しており、製造から十数年経過している物なので、あまり修理対応のよいメーカーでないことを考えると、修理に出しても部品がないと言われると思います。

それで、今までのMDの再生用のデッキとして安価な物を持っていた方がよいかなと思案しています。

ちなみに、MZ-RH1に添付されてるソニックステージはバージョンがやや古い物なので、VistaやWindows7では正常に動かない可能性があります。

もちろん、ユーザー登録すればバージョンアップできると思いますが、バージョンアップしても、MDの内容をパソコンに取り込める上に、CDのファイル形式にできるかどうかは確認していません。

ソニーもウォークマンの主力は、メモリを使った物になっており、MP3等の汎用の圧縮形式も使えるようですが、やはりATRACの改良版も採用されているようです。

ソニーの場合、8ミリビデオやデジタル8のビデオカメラも消えているので、それで録画した人は、再生に苦労していると思います。もちろん、家庭用のベータ方式は、ずいぶん前にやめてますね。


あと、補足ですが、上の私のレスに書いてある、高音の感度が高いというのは、8KHz〜16KHzの感度のことで、20KHz以上は聞こえてないようです。高音の感度が高いといっても普通の人より可聴帯域の高音の感度が高いだけです。

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