2010年04月12日

どのUSBポートに無線LAN子機をつなぐかで性能低下?

家にあるPCで、現役(OSがサポート期間内)のPCで最も古いPCは、1997年発売の液晶一体型デスクトップPCです。新品で買ったのではなく、中古で買ったPCです。

もともとはMMX Pentium 166MHzが搭載されていましたが、改造してK6-2に取り替えており、それにより性能が3倍近くアップしたので、それほど遅くない速度で動いていました・・

このPCが発売された頃は一般向けPCはWindows95が搭載されて発売されており、このPCも同じです・・そして、この時期のWindows95マシンは、USBポートを備えていました・・ところが、Windows98が登場して、USB端子につなぐ機器が発売されたら・・なんたることか、Windows95が搭載されていたPCのUSB端子での動作は保証しないなんてほとんどの機器に書かれていたことを覚えてい人もいると思います。

このPCはWindows2000をインストールしていますが、USB端子が作動するかどうかは保証できないことにかわりありません・・

それで、いろいろつなぎました・・マウスやUSBメモリはOK・・外付けCD-R/RWドライブやDVDドライブも作動しました、そして無線LANの子機も作動しました・・動かなかった物として外付けハードディスクなどがありました。

それで、当初は無線LANの子機を本体のUSB端子につないで使っていたのですが・・

このPCにはPCI増設スロットが1つあります、それで、そこにUSB2.0増設ボードを取り付けました・・この増設ボードでは手元にあるUSB機器は全て動作しました。しかも、転送速度もアップしています・・

それで、無線LANの子機もこちらにつないでいたのですが・・・

そのあたりから、妙な現象が起きます・・それは、無線LANの子機をつなぐとパソコンの速度が大幅に落ちるという現象です・・調べると、ハードディスクのアクセスが大幅に遅くなっている・・

その時の状況を総合ベンチマークテスト、クリスタルマークで調べると・・

性能低下した状態総合で3500ポイント前後しかありません・・しかもハードディスクの項目(HDD)のポイントは大きく落ちています。

普段なら4000ポイントから5000ポイントくらい出るので、この数値は何か性能面で問題が生じていることを示しています。

それで、ふと思ったのが、無線LANの子機を本体のUSB端子につないでいたときは、さくさく動いていたなということ・・

子機をつなぐところを変えるだけでそれで、子機を本体のUSB端子につなぎ替えてみました・・

クリスタルマークで4000ポイントまで回復しています。主に、ハードディスクのポイントがアップしています・・

ハードディスクのアクセスが早くなれば、他の性能が変わらなくても高速化につながります・・なぜなら、CPUやメモリより、ハードディスクはもともと遅く、性能向上の足かせとなっている部分だからです・・

この状態だと、ずいぶん使いやすくなりました・・

ただ、K6-2を搭載したら5000ポイントくらいまで出ているので、まだ何か改善が必要と思います。

速度は1Mbps程度ちなみに、速度測定サイトで、ネットの通信速度を計測しました・・

本体のUSB端子の速度が遅いのか、1Mbps程度しか出ていません・・時には500Kbpsくらいになります・・

500Kbpsといえば、ウィルコム最速のデータカードを広島市の旧市内で使ったときの速度とほぼ同じです。

ただ、500Kbpsくらい出ていれば、さほど遅いとは感じないので、今後は、本体に子機を付けることにしました。

kensan156m at 23:55│Comments(0)TrackBack(0) 電気・通信・PC等 

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