2009年12月02日

Windows7からXPにすると

先日、Windows7のアップグレード版が届いてから・・アップグレードの手順の確認のため、サブマシンでXP→Vista→Windows7とアップグレードして、しばらくWindows7の状態で使っていました。

サブマシンのスペックは・・

CPU、セレロンM1.5GHz(二次キャッシュ1MB)
グラフィック ATI Radeon Xpress 200M(チップセット内蔵)グラフィック用メモリはメインメモリから128MB確保

メモリ DDR2-4200メモリ2GB(シングルチャンネル動作)
ハードディスク 80GB(5400rpm)

といった、3年前の普及型の性能で、性能をおさえめにして、価格を安くしたタイプのPCです。

ただ、チップセット内蔵ですが、グラフィックスがDirectX9に対応しており、メーカーがVistaが動くことを正式に認めている機種です。

しかし、さすがにWindows7が動くとはメーカーは一言も言ってません(苦笑)



Vistaにする時点で、XP用のドライバはVista用に置き換えられ、周辺機器のドライバは、再度Vistaに対応した物を入れないといけませんでした。

また、ソフトの一部では、Vistaにすると、削除ができなくなる物があり、事前に削除しておいた方がよい物もあるようです。

そして、Vistaに対応していても、著作権情報で管理している音楽ソフトなどは、著作権情報が不正になってしまい、バックアップから音楽データを再度復旧する必要がありました。

XPで動いてもVistaでは動かないソフトはいくつかありましたが、一度削除してVistaにしたあと再インストールすれば問題なく動く物も多かったです。

Vistaはやはり重たいと感じました・・しかし、IEの読み込みなどがXPの時よりスムーズになっていました。

そして、VistaからWindows7へアップグレード・・Vistaで動くソフトの多くがWindows7でも動きました。また、アップグレードしても、Vistaの時のドライバがそのまま使われた周辺機器もありました・・

これは、Windows7がVistaの改良版で、基本的な部分が似ているからです。

Windows7にすると、動作は軽快になりました、起動や終了が速いと宣伝されていますが、確かに速いです。また、IEで閲覧する時の表示もスムーズで、この点はXPより速いと感じました。

Windows7がうまく動くことを確認したら・・サブマシンはXPに戻しました・・

すぐに感じたことは・・XPの方が遅いということです・・起動も終了もXPの方が時間がかかる・・ソフトの動作もWindows7の方が速かったかもしれないと感じます。


Windows7は前評判が高かったこともあり、最初の1ヶ月ではVistaやXPより多く売れたそうです(これにはWindows7搭載パソコンも含まれる)・・Vistaを敬遠した方は、中にはそろそろパソコンの買い換え時になっている方も多いと思います・・

そのことも考えるとWindows7は売れる可能性は高いと感じています・・


しかし、グーグルがクロームというOSを出します・・メーカーによってはWindowsではなく、クロームを搭載したPCの発売を検討している所もあると聞いています。

参考記事

参考記事

クロームは、機能を最小限にして、ブロードバンドのインターネット経由で、サーバ上にあるアプリケーションでデータの処理をしたり、データの保存をするタイプのPC・・今、流行のクラウドコンピューティングを取り入れたものです。(逆の言い方をすれば、ダイヤルアップなどのナローバンドでは使いにくい物になります)

Windows7の売れ行きが順調でも、これはマイクロソフトには脅威でしょう・・検索サービスではマイクロソフトの検索サイトはグーグルの検索サイトの利用回数に完敗していますから・・

Windows7もマイクロソフトが同様のサービスをネット上で行って対抗するようです。数年後のPCの主流がどちらになっているか・・目が離せません。

kensan156m at 18:26│Comments(5)TrackBack(0) 電気・通信・PC等 

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この記事へのコメント

1. Posted by ルーネス   2009年12月03日 00:28
どこかのサイトで見た話ですが、
RADEONシリーズのビデオカードは
HD2000シリーズ以降が7対応で、
1000シリーズ以前の物は7非対応という話を
聞いたことがあります。
ノート用GPUについては知りません。
2. Posted by けん   2009年12月03日 00:48
>ルーネスさん

Radeon Xpress 200MはRadeon X300を元にチップセット内蔵にしたものです・・となれば、Windows7には非対応となりますが・・

エアロは問題なく動きました・・ドライバはWindows7のDVDに入っている標準ドライバで作動しています。

ただ、Windows7に対応していないなら・・Windows7でバージョンが上がったドライバシステムに対応していない・・そのあたりかもしれません。一部の機能は動かないのかもしれません・・

そこまでは調べなかったです。

ちなみに、ATIのGPU・・ノート用のドライバの最新版がなかなか出ないので、デスクトップ用の同じ型番のドライバを入れているという強者もいるようです。
3. Posted by windows7   2009年12月03日 11:27
5 クロームOS立ち上がりがなんと7秒らしいです。
Windows7はたしかにVisitaよりいいですが、XPユーザーはもう素直に追随しない気がします。

クロームの出来次第で一気にひっくり返る可能性がありますね。
4. Posted by ルーネス   2009年12月03日 16:14
http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-3248.html

↑で知りました。
5. Posted by けん   2009年12月03日 19:19
>windows7さん
はじめまして。

どのような構成のPCを使ったのか分かりませんが、クロームOSは起動に7秒だったが、Windows7は20秒以上かかったという話は聞いています。

仰るとおり、クロームOSの仕上がり具合・・また、アプリケーションはネット経由でサーバにある物を使うというコンセプトがどれくらい受け入れられるかによっては、Windowsが数年後も主流であるかどうか分からない状況です。

今まで、消費者は選択肢をあまり与えられませんでした・・一般ユーザーが使えるOSといえばWindowsとMacOSのどちらか・・という選択肢しかありませんでした・・

だから、好きじゃないけどWindowsを使っている方もいると思います。

クロームOSが登場すればユーザーの選択肢が増えます。好きじゃないけどWindowsを使っていた方が移行する可能性はあると感じます。

Windows VistaからWindows7は使い勝手を改良したということですが・・実際に使うと、正直あまり大きな差は感じません・・慣れているWindowsXPを使い続ける方が得策かもしれません。

私が正式にWindows7をインストールするのは1〜2年様子を見てからとなると思います。

>ルーネスさん
やはりWDDM1.1に対応していないのですね・・ただ、WDDM1.0でも動作はします・・WDDM1.1のメリットを使えないだけです。
WDDM1.1対応のドライバを使うと、グラフィック用のメモリの使用量を節約できる等のメリットがあるそうです。

ただ、Windows7を使えるか使えないかのレベルで言えば・・WDDM1.1に対応してなくても使えます。

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