2009年10月17日

商店街や大型店内部のPHSのアンテナ

広島市内、某駅のウィルコムのアンテナ現在、日本で唯一PHS事業を展開しているウィルコムのアンテナ・・

都市部であれば、普通は写真のように建物の上に高出力アンテナを設置してPHSとしては広い範囲をカバーしています。

写真は、広島市内の某駅の上にあるアンテナ・・エレメント1本から出ているケーブルが2本見えることは、あまり気にせずに(爆)

では、商店街や大型店内部では、どのようにアンテナを設置しているのでしょうか?

狭い範囲に、たくさんの人が集まります・・となれば、出力の大きなアンテナより、出力の低めのアンテナをきめ細かに配置する方が得策です。



人が集まる某所にあるアンテナ多くは、天井の裏に隠してあったりするので、実際に目にすることはありませんが・・

このように、基地局とアンテナが丸出しの所もあります・・しかも、ウィルコムに社名変更する前のDDIポケットのロゴ入り(笑)

上のロゴが入っている部分が基地局・・下の丸い物がアンテナです・・また、よく見ると分かると思いますが・・下へ出ているケーブルが丸いアンテナにつながっている物以外に、上へ続いているものがあります・・

そう、このケーブルの先に別の場所に設置されたアンテナがあるわけです・・

この小型アンテナは、多くは隠れるようにしてあるので、大型店の中や、商店街といった所で、丸い物が天井に付いていたら・・もしかしたら、ウィルコムのアンテナかもしれません・・

つながりやすい場所を探す時には、役に立つかもですが、あまり上を見ながら歩いていると危ないので、探す時は気をつけて下さい。

kensan156m at 18:43│Comments(2)TrackBack(0) 電気・通信・PC等 

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この記事へのコメント

1. Posted by R−157   2009年10月20日 15:35
自分も、アーケードなどでこういったアンテナを見つける事がありますよ。しかも、駅のキヨスクの屋根の上にあったりと・・・

ウィルコムの凄い所は、ハンドオーバーしても30秒も粘ってくれるという所でしょうか(実際に、お店の奥でそれに遭遇しました)。
2. Posted by けん   2009年10月20日 18:16
>R−157さん
普通の大型店などでは天井裏に基地局が隠してあって・・天井にはアンテナ(丸いとは限らないらしい(苦笑))だけが見えるだけなので気がつかないことが多いですが・・

駅のホームなどは、上から吊してあるので比較的見つけやすいかと思います。

ちなみに、PHSはハンドオーバーに失敗した場合、端末が状態のよいアンテナを検索して再接続を試みます。
しかし、それでは10秒くらい空白になります・・それで、現在の端末にはスムーズハンドオーバー機能が搭載されており、現在通信中のアンテナ以外に条件のよいアンテナがないか常にサーチして、通信中のアンテナの電波の状態が悪くなったら、即座に切り替えるようになっています・・

つまり30秒間、相手との通話が止まって、30秒後につながったというのはハンドオーバー失敗したうえに、条件のよい電波をなかなか見つけることができなかったということになると思います。

ウィルコムは都市部のアンテナ密度を上げて、そういった電波の状態の悪い所を解消するように、このような小型基地局も各所に使っています。

もし、つながりにくい場所があれば、ウィルコムに具体的な場所を伝えると、そこでの利用者が多いと考えられる場合、アンテナの調整や増設で対応するかもしれません・・

アンテナの調整とは、要するに電波を飛ばす方向を少し変えることです・・それにより、つながりにくい場所でも電波のレベルが上がり、ハンドオーバーの失敗は起きにくくなると思います。

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