2009年07月07日

ツライチUSB2.0カード

現在販売されているパソコンのUSB端子(USBポート)は、ほとんどがUSB2.0規格の物です・・ところがWindows XPが出た頃のパソコンや、Windows MeやWindows98が初期搭載されていたパソコンのUSB端子はUSB1.1という規格の物でした・・

USB2.0とUSB1.1は基本的に互換性があり、USB2.0につなぐ機器でも多くがUSB1.1の端子にも接続できます・・また、その逆も可能です・・

では、USB2.0とUSB1.1の最大の違いは・・と言えば、データ転送速度なのです・・USB1.1は低速モードで1.5Mbps、高速モードで12Mbpsとかなり速度が遅く、DVDドライブをつないだ場合、DVDのデータ転送速度より遅く、DVDドライブは0.9倍速で作動することになります・・

データの読み込みや書き込みは遅くなるだけですが・・映像のDVDの再生は困難です。

もともとUSB1.1はマウスやキーボード、プリンタなどのデータの転送速度が遅くてもよいものをつなぐ端子として設計された経緯があるからです。

しかし、その速度では外付けハードディスクやDVDドライブは十分な能力を出せません・・

それで、高速版のUSB2,0が登場しました・・転送速度は480MbpsとUSB1.1の40倍以上の速度です・・



ツライチUSB2.0カードさて・・最初から搭載されているUSB端子がUSB1.1のパソコンは家には何台かあります・・私のパソコンなら、Windows MeからWindows XPにアップグレードしたPC明那が、USB1.1の端子です。

しかし、USB1.1の端子しかないパソコンでも、PCカードスロットに装着するUSB2.0カードを入れたら、USB2.0の高速データ転送が可能になります。

私が面白いと思って購入したのが、写真の品・・ツライチUSB2.0カードです・・なんと、PCカードスロットに完全に収まり、出っ張りが全く無い状態になります。

普通のUSB2.0カードは、大きな出っ張りがあり、PCカードスロットが上下に2つあるパソコンでも、取り付け方によっては、空いている方のPCカードスロットが使えない場合があります・・・このツライチUSB2.0カードは、その問題がありません。

コントローラはNEC製のチップを使っており、それほど悪い物では無さそうです・・

ただ、PCカード型のUSB2.0カードで気をつけないといけないのは、供給できる電流が2つの端子を合計して350mA〜450mAしかないということです・・通常のUSB2.0端子は1つの端子で500mAの電流を供給でき、それで、USBにつなぐだけで外付けハードディスクや、DVDドライブが作動するわけです・・

PCカード型のUSB2.0カードの場合、余っているUSB1.1の端子とカードの電源端子をつなぐケーブルが付属しており、これで、供給できる電流を確保することができるようになっています・・もし、USB2.0カードのUSB端子につないだ機器が正常に動かない場合、電力不足が原因のことがあり、その場合は、ケーブルを使いカードへ電力を供給します。

PCカードスロットに入れて使うツライチUSB2.0カードは、このように、すっぽりとPCカードスロットに入ります。

下の方に入れていますが・・出っ張らないので、上のPCカードスロットに無線LANカードなどをつなぐことが可能です。

なお、出っ張らないので、カードをイジェクトするボタンが破損して作動しない場合は使わないで下さい・・・取り出すことができなくなります(汗)

出っ張りがないので、無線LANカードと併用可能上のPCカードスロットに、無線LANカードを入れていますが・・

下にはツライチUSB2.0カードが入ったままです・・それで、下からUSBケーブルが出ているのです・・

なお、DVDドライブなどが100Vの電源を使うようになっている場合は、電力不足の心配はありません・・

実際に使ってみると、やはりUSB1.1より速いです・・それに、外付けDVDドライブで映像のDVDを再生してみても、正常に再生できました。

DVDドライブへの読み書きの速度や外付けハードディスクとの読み書きの速度も最初からUSB2.0の端子が付いているパソコンと比べて遜色ない速度です。

このツライチUSB2.0カードは、普通のショップでは並んでいないかもしれませんが・・USB1.1の端子しかなくて、外付けのドライブ類が遅いという場合、USB2.0カードを使うのも一つの手です。普通のショップならバッファロー製やI・Oデータ製のUSB2.0カードが置いてあると思います・・。

kensan156m at 21:11│Comments(2)TrackBack(0) 電気・通信・PC等 

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この記事へのコメント

1. Posted by R−157   2009年07月09日 21:59
数字の違いというのは、相当大きいですよね。

古いPCであっても、高速化に貢献しているというのは、持っていて損は無いと思いますよ。
2. Posted by けん   2009年07月09日 22:55
>R−157さん
これで、USB1.1端子しかないPC明那や10年前の親のパソコンなどで、DVDドライブへの読み込み速度や書き込み速度を大幅にアップできます・・

ただ、10年前の親のパソコンでは、このカードを使ってもDVDの映像の再生は無理だけどね(苦笑)

なお、そろそろUSB3.0という新規格が出るはずです・・その転送速度は5Gbps(5000Mbps)とUSB2.0の10倍くらいになる予定です・・

ただ、USB3.0はケーブル内の線の本数が違うので、違う端子になるようです・・つまり、USB1.1とUSB2.0との間に互換性が無いかもしれません。

なお、USBとは全く違う端子ですが、3Gbpsの速度が出るeSATAという端子で接続する外付けドライブもあります・・この端子が標準装備されたパソコンは少ないですが、ノートパソコンならPCカードスロットに装着できるeSATA用のカードがあり、それを取り付けると使えます。

なお、PCカードとは全く違う新しい規格のカードであるエクスプレスカードのeSATAカードが多いので、選ぶときは自分のPCに取り付けられるか確認が必要です。

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