2009年01月21日

Windows7ベータ版・人柱レポート(爆)

そもそも、ベータ版とは、開発途上の試作版であり、製品版より、はるかに多くの不具合が残っているし、仕様通りに動かない部分もある・・そんな物です。

だから、ベータ版を入れるということは、全てのデータが消えてしまっても大丈夫な体制で行うことと、ベータ版のWindows7は時には理解できないような挙動をするかもしれない・・という心の準備が必要です。同時に、トラブル発生時には自分で解決できる体制でないと・・メーカーもサポートしてくれません。

つまるところ、PCはなんとか使える・・という方は入れない方がいいです。どんな問題が起きても、解決できるという勇者はぜひ、入れてみてください(苦笑)



ということで、先日Windows7のベータ版を入れて・・その後いろいろテストをしていました・・やはり、開発途上であるためか、各ウィンドウには不具合の報告がすぐにできるリンクが付いています。また、インストールしたときにデスクトップに並ぶアイコンに、不具合や改善意見を送信するためのアイコンが出ます。

改善した方がいいという意見は何件か送信しましたが・・・今のところ、フリーズもせず、特にトラブルは起きていません・・ロースペックのパソコンに入れましたが店頭に置いてあるWindows Vistaのパソコンより軽快に動くと感じますし。ベータ版とはいえども、出来はよいと感じます。

さて・・最初は無料のソフトでテストしました・・アドビリーダ9、フラッシュプレーヤー、オープンオフィス、IE用のJavaなどは普通にインストールでき、特に問題は起きませんでした・・

外付けのハードウェアですが、マウスなどは、普通に動きます、USBメモリも、同様・・・EPSON製プリンタをつないで、Vista用ドライバを入れましたが、正常に印刷できました・・ただ、インストール時に警告が出ましたけどね。
また、EPSON製プリンタに付いてくるイージーフォトプリントで写真の印刷を試みましたが、これも難なく印刷できました。

そして、ドラフト11nに対応したPCカード版の無線LANカード、NEC WL300NCとユーティリティソフトも正常に動きました・・やはり、インストール時に警告が出る場合がありますが、無視してインストールしたら動作しました・・11nの高速通信もできました。

市販のソフトでは、アドビ・フォトショップ・エレメンツ6が動作、WinDVD9も動作、一太郎2006&ATOK2006にVista対応のパッチを当てたら、正常に動作。
システムに深く関与するソフトは、システムを破壊してしまう危険がありますが・・Vista対応の、驚速デフラグ2が正常に動作・・再起動してみても、Windows7は壊れてなかったです。
ただ、セキュリティソフトは、インストールすると正常動作しないです。仕方ないので、カスペルスキーのベータ版を入れていました(苦笑)

また、XPまでしか対応していない、スクリーンセーバーをインストールしましたが・・問題なく動きました。

セレロンMの1.5GHz、チップセット内蔵グラフィックというVistaを動かすには重たいのではと言われるようなパソコンでしたが・・Windows7のベータ版は、XP並に軽快に動きました。

Windows7の発売は年末か、来年初め頃と言われていますが・・ベータ版で大きな不具合の発生がなかったことからすると、噂通りの時期に発売されるのではないかと感じました。


kensan156m at 19:07│Comments(4)TrackBack(0) 電気・通信・PC等 | 個人的な話

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この記事へのコメント

1. Posted by 国仲 涼太   2009年01月22日 16:20
けんさんの報告で改善されることを願いつつ……

私はやめときます(笑)
2. Posted by けん   2009年01月22日 18:08
>国仲さん
国仲さんもぜひ人柱に立候補を(爆)

改善要望の意見は何件か報告しましたが・・基本的なインターフェースなどはこのまま製品版になるのだと思います。Vistaそっくりです・・ただ、シャットダウンのボタンが分かりやすい所に付いているのは評価しています。

私の改善要望は、意外と細かい点なので・・・(謎)

ちなみに、ログを見たら分かると思うけど・・マイクロソフトの思惑とは違い、ログにはWindows NT6.1と表示され、7とは表示されないと思います(苦笑)
3. Posted by R−157   2009年01月25日 11:53
いずれは7に移行すべき時期がきますが、自分のPCでも動くかどうかが不安です。

Vistaを経由しなければならないのか、直接XPからバージョンアップ可能なのか、その点が気になる部分と思います。
4. Posted by けん   2009年01月25日 22:28
>R−157さん
自分のPCのOSをアップグレードすることは、必ず自己責任で行うことです・・例え、同じ機種で動いたという情報があっても、自分の機種でも動くとは言えないのです。

また、Vista Capableのシールが貼ってあれば、Vistaの動作条件を満たしており、メーカーがVista用のドライバやBIOSを用意してくれることになります・・
しかし、アップグレード作業はあくまで自己責任です・・メーカーは一切責任をとりません。

つまり、R−157さんのコメントを見ると、誰かに確認して欲しいとか、メーカーが確認すべきだという論調が多いのですが・・それはパソコンの世界では通らない論理です。

私が、Windows7が動いたと言ったら・・Windows7にするのかもしれませんが・・あくまで、けんさんのPCでは動いたにすぎません・・どんなに構成が似ていても、動かないことを前提にアップグレードするものです。つまり、OSのアップグレードはだめもとで行うような性格の物です・・トラブルが起きれば、全て自分で解決する必要があります。

なお、私の家族のように10年前のPCを使い続けるということは、今後は難しくなると感じます。

パソコンの減価償却の期間は4年・・多くのメーカーで部品保有期間は最低6年・・そして、OSは動いても、ソフトは性能が足らないという状況に陥ります。

長期間使うには、どうしても改造が必須になるし・・改造すれば、100%自己責任になりますから・・

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