2006年12月19日

昔の汎用コンピュータと今のPCの性能・・

今のパソコン、8ビットのパソコンでゲームを自分で組んでいた頃と比べると比較にならないほど高性能化しています。

8ビットの頃は、メインメモリ(主記憶装置)は最大でも64KBでした・・(バンク切り替えで容量を増やした物が後から出てくるけど基本的には64KB)・・補助記憶装置として、フロッピーディスクを買えたのはお金のある人だけで、多くの子どもはカセットレコーダーに記録していました・・16KB程度のプログラムを読み込むのに2分くらいかかるうえに、途中でテープの回転が不安定になったりすると、すぐにエラーになってしまい、読み込みを最初からやり直す・・そんな時代でした。



フロッピーディスクは、しばらくすると、標準装備となりました・・16ビットパソコンで1.2MB(1200KB)、8ビットパソコンで320KBや640KBだった・・

その後、80386という(現在はi386と名称変更されている)32ビットCPUが出てきましたが、メモリは多くて1MB(1024KB)・・(といってもMS−DOSで使えたのは640KBでした)、フロッピーも1.2MBという時代がありました・・

その頃、汎用コンピュータを実際にコンピュータルームで見たことがあります。NECのエイコスという機種で、ちょっとした冷蔵庫くらいの大きさのユニットがいくつか並んでいました。値段は詳しく教えてもらえなかったけど億が付く値段だということでした・・それで、この汎用機の性能を知りたかったので、どの程度の性能か質問したことがあります。(パソコンと汎用コンピュータは用途が違うので直接比較しても、あまり意味がないのですが)

主記憶装置・・つまりメインメモリは16MB、補助記憶装置、つまりハードディスクにあたる部分は4GBという答えでした・・(私が子どもだったので、詳しくは教えてくれませんでした)
当時のPC用ハードディスクは20MBや40MBだったので、汎用機の圧倒的な容量に驚いた記憶があります・・・


さて、今、販売されているPCを見ると、安価なモデルでもメモリは512MB、ハードディスクは60GB程度は積んでいますね・・つまり容量だけで比較すれば、昔の億単位の値段だった汎用機を越えていることになります。

少々前ですが、アップルコンピュータのMacがパワーPC・G4を搭載したとき、スーパーコンピュータと呼べるレベルだと宣伝していました・・もちろん、それは昔のスーパーコンピュータに並んだという程度で、現在のそれではないけど・・

今はMacもインテル製CPUを搭載しており、パワーPC・G4より大幅性能アップと宣伝している・・となると、インテル製CPUもスーパーコンピュータと呼べる性能を持っていると言えないこともないですね・・・

最初はおもちゃのようだったPCも、今では少し昔の汎用コンピュータやスーパーコンピュータ並みと言えるレベルになりました・・パソコンの進歩に驚くばかりです。

ただ、一言・・・性能アップもいいけど、耐久性のアップをお願いしたいですね・・HDDは高性能になった分、逆にトラブルも増えたとサポートしている人から聞いたことがあります。

耐久性・信頼性のアップと・・長期間使える環境も必要かと思います。今XPのマシンを買ってVistaにアップグレードしなかったら、サポートは2年で打ちきり予定なので、壊れる前にネットにつなぐのは危なくなりますから・・

kensan156m at 23:27│TrackBack(0) 電気・通信・PC等 

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この記事へのコメント

1. Posted by max長瀬   2006年12月22日 14:49
はい。
おっしゃるとおり HDは耐久性をもっと上げないと。

じつは、月曜日に とあるところのPCのHDが壊れまして…
HDがSCSI対応だったのですぐ手に入らず、予備のPCを本社から送ってもらってリカバリーしようとしたところ、こんどはリカバリーCD−ROMが粗悪品で復旧できず2日にわたって装置がシステムダウンしました。
ついでに私も、ほとんど2日連続の徹夜状態。

装置は水曜には直りましたが、代わりに私がシステムダウン状態。
それでも 人員不足のため、なんとか今日の朝まで一生懸命働きました。
でも いろいろあって、とうとうキレました。

今日の昼からは、出社拒否です。(笑)
2. Posted by けん   2006年12月23日 00:33
最近、SCSIのハードディスクってあまり見なくなりましたね・・
FMタウンズに取り付けてあるハードディスクはSCSI規格・・それも、SCSI1・・これが故障したらタウンズは使えなくなってしまう。

max長瀬さん、お仕事大変だったんですね・・ほんと、お疲れ様です。