2006年01月08日

ふとテレビをつけたら

少し前の話だけど・・ふとテレビを付けたら、「みんなのうた」をやっていた・・
そこで流れていたのが「遊佐 未森」さんの「クロ」という歌・・5分間だけだったけど、正直涙が出ました。

「クロ」という猫と出会って・・一緒に暮らした日々があり・・そして、別れが・・

つうか、あらすじ書いても・・曲のイメージは分からないですね・・興味があれば一度聴いてみてください・・

家にも昔「クロ」という猫ちゃんがいました・・行方不明になってもう、十数年・・きっとお星様になったんでしょうね・・
「クロ」の孫の「ユイ」も3年前・・お星様になりました・・

出会いはとても嬉しく・・別れはとても悲しくて辛い・・

それは・・人間だから感じるのではないだろうか?・・と思う・・

人間の本質は・・火を使えることでも、道具を発明することでもない・・他の動物と違うのは、人間は、他の人と関わる・・互いに助け合い、支え合う動物だということだと思う・・
だからこそ・・・別れは悲しく感じる・・新しい出会いはうれしく感じる・・そして、孤独は怖いわけですね・・

人間は、登場当時は弱い動物だったらしい・・ライオンや虎の餌食になっていたであろうことは容易に想像できる・・それで、同じ人間同士で仲間となり・・そういった猛獣と対決していたのでしょう・・頭はいいわけだから、作戦を練ることもできる・・一人では倒せない猛獣でも、多くの仲間と作戦を練って戦えば倒せたでしょう・・

今、人間は、火を使うようになり・・他の動物から恐れられる存在となりました。他の動物からの脅威が無くなると・・人間は助け合うことを忘れだしたように感じます・・

そして、敵がいなくなったら・・人間同士で戦うようになってしまった・・各地で勃発する戦争・・あるいは、国内でも、競争主義万能の世の中になり、いかに相手を蹴落とすか・・勝った者だけが裕福になれる・・そんな状態になってきた・・

でも、それは人間本来の姿じゃないような気がしてならない・・歌を聴いていて・・思いをめぐらしていたら・・そんなことを感じました・・・

kensan156m at 22:42│TrackBack(0) 音楽・オーディオ・ビデオ関係 

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この記事へのコメント

1. Posted by 野球少年   2006年01月09日 22:31
その「みんなのうた」私も偶然見ました(^^;
遊佐未森さんてデビューした頃、声が素敵だと思って
CD買った記憶があります♪

人間が火や道具を使ったりできるようになったのは、他の動物より
優位になるのではなく、他の動物や自然と共存するためなのだと
思います。そのことを忘れて地球を我が物のようにしているから、
今そのつけが回ってきて、人間同士や人間と周りの環境の関係が悪く
なっているのだと…私もふと考えていました(^^;
2. Posted by けん   2006年01月09日 23:26
>野球さん
「みんなのうた」・・猫ちゃん好きのぼくは涙が出てしまいます。

人間は、もっと謙虚じゃないといけないんだと思います・・具体的にどういう感じなのかって聞かれても、うまく説明できないけど・・